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イラストレーター・山奈央のあれこれどこそこ

よろしくお願いします。お仕事募集中です。ご依頼は、eleven_7_0@yahoo.co.jpまでどうぞ!

週末の物語 「ねこきつさ⑳」

 

ねこきつさ、20杯目のコーヒー。「泥棒猫」。

 

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「ねこ」を用いた慣用句やことわざは、けっこうありますね。

「猫の額」「猫をかぶる」「猫ばばする」「窮鼠猫を噛む」などなど。

ところで、気ままに描いてきた「ねこきつさ」の物語も20作目になりました。

 

yamanaonao.hatenablog.com

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!

 

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イラスト掲載のお知らせ 『江戸の手しごと―東京で出合える伝統工芸・文化・食―』(『nid』別冊MOOK)

 

先日発売になった『江戸の手しごと―東京で出合える伝統工芸・文化・食―』(『nid』別冊MOOK)に、わたしの描いたイラストが再掲にはなりますが載っています。

62~65ページの「和暮らしを見直す」というプチコラムの中の、エコなそうじ道具や日本流の暑気払いについての挿絵を担当したものです。

よかったら、本屋さんなどで手にとって見てみてください。

 

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このムックを読んでいて、人の「手」の感じられる仕事や伝統の感じられる仕事はやはり良いなあと思いました。

江戸の文化を求めて、お出かけしたくなってきました。

 

 

江戸の手しごと―東京で出会える伝統工芸・文化・食―『nid』別冊MOOK (Musashi Mook)

江戸の手しごと―東京で出会える伝統工芸・文化・食―『nid』別冊MOOK (Musashi Mook)

 

 

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週末の物語 「ねこきつさ⑲」

 

ねこきつさ、19杯目のコーヒー。「たんぽぽの綿毛」。

 

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先日、たんぽぽがぽつんと咲いているのを見つけました。

 

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たんぽぽの綿毛を「フー」と吹いて飛ばすのがすきで、小学校から家まで帰る道々「フーフー」しながら歩いていたのを思い出しました。

 

 

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イースター(復活祭)のたまごを追いかけて

 

イースター(復活祭)は、イエス・キリストの復活を記念する祭です。

2017年は4月16日がイースターにあたります。

輸入食材店やデパートなどで、イースターにちなんだたまごやうさぎのお菓子を見かけるようになりましたね。

たまごとうさぎは「豊穣」の象徴。

イギリスやアメリカだと復活祭の朝にイースター・バニーが隠したイースター・エッグを子どもたちが探したり、イタリアだと復活祭の翌日の月曜日にみんなでピクニックをしたりと、たのしそうです。

 

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ハロウィンのように定着するかどうかはともかく、キリスト教圏の文化を知るにはよい機会なのではないかと思います。(海外文化の理解と普及に努めているというよりは、ハロウィンの次を狙った企業の思惑が見えるような気がしないでもありませんが…。)

そんなこんなで、「ザ・プリンスパークタワー東京」のロビーラウンジにてちょうどイースターのフェアが開催されていたので、先日ちょっとお出かけしてきました。

注文したのは「サプライズイースター」という飴細工でできたオレンジ色のたまご。

 

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大きなたまご(想像以上に大きかった)の飴細工を割ると、中身はピスタチオパルフェ。たまごにスプーンを入れる瞬間にどきどきわくわく。

 

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東京タワーを眺めながら、おいしくいただきました。

イースターのたまごを追いかけていった結果、よい一日となりました。

 

 

www.princehotels.co.jp

  

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桜の樹の下で上京した春を思う

 

その春は桜の記憶がない。

 

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2002年の春、わたしは上京した。

新卒で就職した会社がつらくて、我慢して1年勤めたけれど辞めた。

会社を辞めた開放感からか、なんだか自分でもよくわからない衝動に突き動かされて上京することにしたのだった。

東京の部屋に着くまでは、ただただわくわくしていた。

なのに、いざ新しい場所で新しい生活が始まると、急に気持ちが落ち込んだ。

職のあてもなく、お金もなく、友達どころか知り合いもなく、不安で不安で仕方がなかった。

これまでたいしていいことなんてなかったけど、この先もずっといいことなんてなんにもないような気がした。

前にも進めず、かといって後ろにも戻れず、一人ぼっちの部屋で自分の選択を後悔してうずくまって泣いていた。

 

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それでも、日々の営みは繰り返されていく。

ごはんを食べて、買い物に出かけて、本を読んで、お風呂に入って、眠って。

そんな日々が何日が続くうちに、「あ、これおいしいな」とか「わあ、きれいだな」とか「ふふ、おもしろいな」という瞬間が増えてきた。

そして、新緑の頃には東京での暮らしをすっかりたのしめるようになっていた。

 

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その春は桜の記憶がない。

桜は咲いていたのに、景色に目をとめる余裕がなかったのだ。

心がふさいでいて、きれいなものはその春にもあったのに気がつかなかった。

きれいなものだけじゃない。

たのしいこと、おもしろいことだってあったのに気がつかなかった。

 

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さあ、上京して15年目の春がやってきた。

ああ、桜がきれいだ。

そんなふうに、この時この場所で思えることがうれしい。

 

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新生活、友だちは100人もできなくてよいので

 

4月になりました。

入社・入学などで、新生活が始まった人、これから新生活が始まる人も多いかと思います。

期待と不安の入り混じったこの時期になると、自分の生活は今までと変わらないのに、わたしまで新生活を迎える気持ちを思い出して、なんだかわくわく、そわそわしてしまいます。

新しい場所、新しい人間関係、新しい気持ち

「100人で食べたいな♬ 富士山の上でおにぎりを🍙」なんていう歌があります。

皆さんがどこで誰と出会うのかわかりませんが、友だち100人もできなくてよいので、気の合う人2、3人と出会うことができることを願っています

 

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ところで、わたしは地方の変化のない場所に育ったため、人間関係が固定されていていわゆる「デビュー」や「イメージチェンジ」が困難で、学生時代は新学期に対する期待はあまりなかったように思います。

引っ越す人、引っ越してくる人などまずいないし、小学校は1学年2クラス、中学校は1学年3クラス、高校は所属コースが2クラスしかなくて、クラス替えしてもそれほど顔ぶれが変わりませんでした。

「変わらない」ことが多くて、「変わる」ことは少なかったのです。

しかし、4月は新しい自分になるチャンスである。

別に今までと変わらなくてもよいのですが、変わりたいこと、変えたいことがあるのならば、この時期の気運をうまく利用するほかないのではないかと。

ちなみに、わたしは時間の使い方と食生活を変えていきたいと思っています。

無目的・無為に過ごす時間を減らして、本当に食べたいと思うものだけを食べて食べ過ぎを減らし、暮らしと心と身体を整えたい。

とりあえず、4月になって4日目。三日坊主にはならずに「変わりたい」という気持ちは続いています。

 

 

マスヤ ミニおにぎり 11g 20袋入り

マスヤ ミニおにぎり 11g 20袋入り

 

 (地元は三重のメーカーのお菓子。こんな小さなサイズは初めて食べました。)

 

 

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週末の物語「4月1日のできごと」

今朝、「ヒューヒュー」という音で目が覚めた。

どこかでだれかが「ヒューヒュー」と口笛を吹いているのかしら?

そう思って寝床の中で耳をすましていると、どうも存外近くからその音が聞こえていることに気づいた。

 

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さらに耳を澄まして音の出所を探ってみたところ、なんと寝床の中から「ヒューヒュー」というその音は発せられているらしい。

春先でまだ肌寒いいものの音の出所が気になって布団をめくろうと手を動かしたところ、ふと音がやんだ。

その指先に目をやると、なんと人さし指の先にウソがいた。

いや、指先にいたのではない。

よく見ると、わたしの人さし指そのものがウソになっていたのだ。

 

 

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「ウソでしょ?」と、信じられない思いでじっとウソを見ていると、ウソはまた「ヒューヒュー」と鳴き出した。

 

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不可解な気持ちではあったが、その日一日ウソと過ごすことになった。

自分が口笛を吹いているわけではないけれど、「ヒューヒュー」という音が指先から聞こえているせいで、自分が口笛を吹くようなごきげんな気分でいるようで、ちょっと愉快だった。

 

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しかし、そんな一日にも終わりはくる。

零時を過ぎて日付が変わった。

人さし指の先には、もうウソはいなかった。

「ヒューヒュー」という音ももう聞こえはしない。  f:id:yamanaonao:20170401115736j:plain

 来年の4月1日にまたウソに会えるといいなあ。

 

 

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