最後のコマの照れている山彦がうまく描けました(文字通りの自画自賛)。
さて、梅雨入りしてはじめての日曜日。
外ではざあざあ雨が降っています。東京ではカエルの声を聞くことはほとんどありませんが、地元で暮らしていたときにはよく「ゲロゲロ」「ゲコゲコ」という鳴き声の大合唱が田んぼに響いていました。
そして、ただでさえ憂鬱な雨の日の通学路で、車にひかれたあわれなカエルを何匹も見かけて、ますます憂鬱になるのでした。
ところで、雨が降りはじめるときに道路から立ちのぼる独特のあのにおいのことを「ペトリコール」というそうですね。しかし、雨が降っている最中には、わたしの記憶の中のカエルの思い出とあいまって、生臭いにおいがよみがえってくるのです…。
今週のお題「雨の日の過ごし方」ですが、なるべく外出せずに、家の中でのんびり過ごしています。学校や会社に毎日通学・通勤していたときには、否が応にも外出せざるをえなかったのですが、フリーランスの場合は天候の悪い日に外に出なくてすむので、ずる休みをした日のような後ろめたい優越感を覚えるのでした。
とはいえ、人が働かないときに働かないといけないのがフリーランスの悲しいところ。今日の雨の日曜日は、明日締め切りの仕事に追われています。
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雨の日は読書もはかどります。
文庫版で、吉田篤弘『レインコートを着た犬』が出ました。単行本を持っていますが、タイトルからして雨の日に読みたくなる本です。