今週のお題「髪型」にちなんで、旅先で髪を切った話を。
盛岡で髪の毛を切る
旅先の盛岡で、髪の毛を切りました。
東北への旅2日目は、花巻を観光。
その花巻から盛岡に戻る頃には夕方で、観光スポットはすでにほぼ閉まっているし歩き疲れて見て回る気力もない…。
しかし、夜行バスの出発時間は夜10時半で時間はまだまだある…。
さてこの時間をどうしようかなと思案していたところ、「髪の毛を切ろう!」とひらめきました。
そろそろ切りたいと思っていたので、ちょうど良い機会になりました。(ちなみに「ホットペッパービューティー」で当日カットのできる美容院を探して、花巻駅での電車の時間待ちの間に予約しました。)
「なぜ東京から遠く離れた盛岡の地で髪の毛を切ろうとしているのか?」という疑問は感じたものの、すっきりしました。
そして、旅先で髪を切ったというちょっと特別な旅の思い出ができました。
もし旅先で時間を持て余している方がいたら、旅先で思い切って髪型を変えてみるというのをオススメします。
わたしが旅に出る理由
わたしの場合、旅先で名所を見たり名物を食べたりすることにさほど興味がなくて、じゃあなぜ旅に出るのかというと、「その場に実際に身を置きたい」ということが大きかったりします。
だから、旅先の地に着いたというだけで旅の目的の8割がたが達成してしまうわけです。
下の写真のような景色の中に身を置けただけで、もう満足。
残り2割が「○○を見たい」とか「××を食べたい」とかだったりします。
今回の旅の目的は「15年前に雑誌で見た喫茶店『ふかくさ』に行くこと」だったので初日にもう達成してしまい、2日目にしてあとはもうどうしてもしたいことや行きたいところ・見たいものはない状態でしたが、宮沢賢治が好きなのでせっかくだからと花巻にある宮沢賢治記念館と宮沢賢治童話村に行ってきたというわけです。
あと、できれば「東北の郷土玩具を見つけたい」とも思っていたのですが、それも達成することができました。
というわけで、スターバックスに入ったり髪の毛を切ったり、旅先らしくない過ごし方をしつつ、東北への旅は終わりました。
でも、いつもとちがう場所でいつもと同じことをするのも新鮮で愉快なものです。
夜行バスは体力を消耗しましたが、車窓から見える深夜の高速道路の明かりやだんだん開けてゆく空など、けっこう楽しむことができました。