ふと空を見上げたら、三日月。触れたら突き刺さりそうです。
常にパソコンに向かっているせいか目があんまりよくないものの、ふだんは眼鏡をかけずに過ごしています。
眼鏡をかけるのは、本屋に行くときや駅で路線図を確認したいときくらい。
常にピントのあまい世界の中で過ごしているので、時折眼鏡をかけると世界がクリアすぎて、ちょっと疲れてしまいます。
写真では月はひとつですが、ぼやけた視界の中では月が二重にも三重にも見える。
村上春樹の『1Q84』の世界みたいです。
「月齢カレンダー」によると、今宵の月は「月齢3.7 中潮」。これから徐々に月は満ちていきます。
月の形をふだんは意識して見ることがないのですが、月の満ち欠けは人間のバイオリズムにも影響しているとかしないとか。
同じく村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』の、満月の夜には馬がたくさん死ぬというエピソードは妙に印象に残っています。小説の中のことなので、真偽の程はわかりませんが。
ちなみに、中潮の時は釣りに適しているそうです。これは本当らしい。