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イラストレーター・山奈央のあれこれどこそこ

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唐突に東北① 2時間後には盛岡行きの夜行バスに乗っていた

 

喫茶店で、コーヒーとケーキ。

 

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ところで、この喫茶店は自宅のある東京から500km離れた盛岡にあるのです。

 

行こうと思えばいつでもどこへでも行ける

 

ふと思い立って、盛岡に行ってきました。

仕事のスケジュールを確認していたら締切と締切との間が離れている期間があって、この間にちょっと旅に出ることは可能だなと気づき、ネットやガイドブックを見ていろいろ調べていたのです。

旅に出るか出るまいかどうしようかと逡巡していたものの、夜9時半過ぎに「よし、行こう!」と心を決めて、夜行バスを予約。

そこから家を出て、盛岡行きの夜行バスに乗るまでは約2時間。

あれよあれよという間に、盛岡行きの夜行バスに揺られていました。

夜9時半の時点から、「いつものように部屋で過ごす自分」と「夜行バスの中で過ごす自分」とに分岐したような、不思議な感覚がありました。

そして、行こうと思えばいつでもどこへでも行けるものなのだなあとしみじみ思いました。

 

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15年前に雑誌で見た喫茶店へ

 

ところで、どうして旅先に盛岡を選んだかというと、15年前に雑誌『ku:nel』で見た記事の「ふかくさ」という喫茶店が印象に残っていたから。

 

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かつての「行ってみたいなあ」というぼんやりとした思いが、15年の時を経て「行こうと思えば行けるなあ」「行ってみようか?」「よし、行こう!」となったわけです。

そして、着きました。

15年前に雑誌で見たのとほぼ変わらない雰囲気です。

窓際の席で、川を眺めながらのんびり。

 

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店員さんと話すことができたのですが、15年も経つと実際はいろいろ変化もあったそうで。

これまで「~してみたい」という気持ちがふと起きても、計画を立てたり実務について考えたりするうちに時間が過ぎて、「~してみたい」というわくわくした気持ちの鮮度がなくなって結局やらずに終わる…ということが多かったのですが、今回は気持ちの鮮度が落ちないうちにさっさと行動に移した結果、素敵な時間を過ごすことができました。

 

盛岡に到着してから

 

少し時間を巻き戻して、盛岡に着いたところから。

夜11時30分に東京を発ち、約7時間半。朝6時55分に盛岡に到着しました。

夜行バスは3列独立シートタイプにしたのでそれほど苦痛ではなかったのですが、いかんせんほとんど眠れなかった…。寝不足です。

 

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今回の旅の目的は、15年前に雑誌で見た喫茶店に行くこと。

それだけだったので、いちおうガイドブックを事前に購入して名所や名店はチェックしていたもののスケジュールはゆるゆるです。

目当ての喫茶店の開店時間は昼12時。早朝すぎてどこもお店もやっていないので、ひとまず駅近くの24時間営業の「ガスト」に向かうことにしました。

早朝の盛岡。駅に向かうらしき人とちらほらすれ違う。

橋から北上川の流れを見て、「ああ、遠いところに来たなあ」と実感しました。

 

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店に入ってモーニングセットを注文。おいしかったです。

あたたかいごはんは、人を元気にしますね。

7時から9時過ぎまでガイドブックなどを眺めつつ過ごしましたが、それでもまだ時間があるので、ホテルのロビー内のスターバックスに移動。スターバックスラテを飲みつつ、盛岡ゆかりの作家・宮沢賢治銀河鉄道の夜』などを読んでました。

夜行バスが早朝に着きすぎて、時間を持て余しました…。

さて、ようやく11時になったのでいよいよ盛岡観光に出発。

 

盛岡の名所・名店いろいろ

 

盛岡城跡公園

まずは、道中にある盛岡城跡公園へ。

この公園は、石川啄木不来方の お城の草に 寝ころびて 空に吸われし 十五の心」の「お城」である盛岡城の跡地にあります。

天気予報では雨だったのですが、この時点では晴れていて、それこそ吸い込まれそうな青空が広がっていました。

 

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岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店

続いて、岩手銀行の旧本店へ。

現在は「岩手銀行赤レンガ館」となっていて、無料で館内を見学することができました。(有料の範囲もあり、そちらは300円必要。)

落成は明治44年、設計は東京駅の設計者・辰野金吾とその教え子の葛西萬司だとか。

重厚で優美な空間でした。

 

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■中津川周辺

このあたりで雨が本格的に振り出しました。

なので、駆け足で観光。

消防番屋として建てられたという「紺屋町番屋」、創業文化13年という「ござ九(森九商店)」、自然派のパン屋「盛岡正食普及会」 などに。

 

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 ■福田パン本店

本降りの雨の中、「福田パン本店」へ。

地元の人なのか観光の人なのか、けっこうな人でにぎわっていました。

店内で注文すると、大きなサイズのコッペパンに2種類の具材を挟んでくれるのです。

1番人気と2番人気という、「あんバター」と「ピーナッツバター」を注文。

「盛岡正食普及会」では売り切れだったのですが、「福田パン本店」ではパンを買うことができました。

岩手では夏のヤマセの影響で米作が不振で麦などの栽培のほうが盛んなため、パン屋さんが多いということです。

 

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盛岡観光1日目終了!

 

最後に民芸品を扱う「光原社」へ…のはずが、あいにくお休みでした。

「光原社」は次の日に回すことにして、雨の中歩いてくたくたになったのでホテルにチェックイン。そして、仮眠。

夕方、駅ビルの中にあるお店で東北の海の幸を味わおうとおすしを買いました。

あとは雨も降っているし、もう歩きまわる体力も残っていないしということで、ホテルでおすしとパンを食べて、おとなしく休みました。

 

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前日の夜は夜行バスの中で眠り(ほとんど寝れなかったけど)、この日の夜は盛岡のホテルで眠り、いつもと違う夜を過ごしました。