イラストレーター・山奈央のあれこれどこそこ

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ドーナツの穴のレーゾンデートル

「ドーナッツ」なのか「ドーナツ」なのか、どちらの表記が正しいのかわかりませんが、ドーナツがすきです。

味はもちろんなのですが、あの穴が開いたまるい形もすきです。

ところで、ドーナツが出てくる話で即座に思い出すのが村上春樹超短編です。

 

【「あなたにはまだわからないの?」とドーナツ化した恋人は言った。「私たち人間存在の中心は無なのよ。何もない、ゼロなのよ。どうしてあなたはその空白をしっかり見据えようとしないの? どうして周辺部分にばかり目がいくの?」

 どうして? と質問したいのは僕の方だった。どうしてドーナツ化した人々はそのような偏狭な考え方しかできないのだ。

村上春樹『夜のくもざる』所収「ドーナツ化」新潮文庫)】

 

「ドーナツ化」というフレーズが印象に残っていて、ドーナツを食べるときにドーナツの穴の存在意義についてしばし考え込んでしまいます。

凡庸で庶民的なドーナツが、非常に高尚で哲学的な食べ物にも思えてきます。

コーヒーとドーナツの組み合わせもすきです。

 

https://www.instagram.com/p/BB1A2Q0qnro/

 

スーパーやコンビニエンスストアで手に入るドーナツとしては、この山崎製パンの「おいしさ宣言 ケーキドーナッツ(4)」がすきです。

宣言通り、おいしい!

ただ、4つ全部食べるとカロリーが大変なことになってしまいますが。

 

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コーヒーとドーナツにさらにマッチョな警官が加わると、個人的には最高に組み合わせです。

(アメリカでは、防犯効果を狙って警官に対してドーナツショップがドーナツを無償提供しているというのは本当なんですかね?)

あんぱんと牛乳と張り込み中の刑事の組み合わせもすきです。

 

夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説 (新潮文庫)

夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説 (新潮文庫)