トピック「私を構成する9枚」に便乗して、「私を構成する9冊」について。
私という人格を形成するにあたり、少なからず影響を受けた9冊です。
内訳は、小説6冊、漫画3冊。
村上春樹作品でいちばん好きです。「僕と鼠」シリーズ三部作の最後の作品。
②江國香織『流しの下の骨』
タイトルはホラー小説のようですが、ある家族の姿が描かれています。
1~6巻が特に好きで、折にふれて読み返しています。
④保坂和志『プレーンソング/草の上の朝食』
著者の描く日常が好きです。
⑤庄野潤三『夕べの雲』(『家族の時間』にも一部所収)
日本にも朗らかな私小説的作品があることに驚きを覚えました。
映画を観て原作本を買いました。働くことに悩んだら読み返しています。
⑦玖保キリコ『シニカル・ヒステリー・アワー』
小学生が原宿に行ったり、デヴィット・ボウイのコンサートに行ったり。「ギョギョーム」というお菓子もおいしそうです。
自分の快適な空間で、自分の力で、自分の好きなように生きていく強さと楽しさを感じます。友達のえっちゃんのキャラクターもいいです。
⑨大島弓子『サバの秋の夜長』
読んでいると、猫が飼いたくなります。(でも、猫アレルギー。)